加湿器の種類のご紹介

気化式加湿器

気化式は、ファンで起こした空気を基に自然浄化させるから、熱い蒸気が噴射せずとにかく安全です。ランニングコストも優れており、過剰に加湿されることもありません。しかし、少しパワーが劣るため、広い部屋には不向きと言えるでしょう。さらに、水を蒸発させるフィルターが消耗品なので、定期的な交換が必要なのもネックです。

 

超音波加湿器

超音波加湿器は、コストが安くデザインがおしゃれなのが特徴です。水を超音波振動によって細かい粒子にして放出するため、音も静かで快適。ただし、掃除を怠るとすぐにカビが発生するため、週一ぐらいの頻度で掃除する必要があり、メンテナンスに少し手間がかかります。

 

超音波加湿器

 

スチーム式加湿器

加湿力を優先するならスチーム式が断トツでおすすめ。熱湯を沸かして蒸気を出すからとってもパワフル。しかも、水を煮沸消毒しているからバイ菌が発生しにくい衛生的な蒸気を作ってくれます。

しかし、お湯が沸くまで時間がかかり加湿がすぐ始まらないのと、加湿力が強すぎて結露が発生してしまう点が挙げられます。

 

ハイブリット式加湿器

気化式or超音波式とスチーム式を組み合わせ、それぞれのデメリットを補った優秀なモデルです。沸かしたお湯をフィルターに染み込ませ、気化するか超音波でミストにして部屋を加湿。スチーム式ほどパワーはありませんが、煮沸消毒されたお湯を放出するので菌が繁殖することなく適度な加湿環境が保たれます。 

 

アロマ対応加湿器

アロマ加湿器はアロマオイルを入れて香りを部屋に広げるのが目的。アロマオイルに対応したものを使わないと故障の原因になるから注意が必要です。オイルを蒸気と一緒に拡散するから一応加湿はするものの、加湿力<香りと言えるでしょう。

 

それぞれメリット・デメリットはありますが、共通しているのはどのタイプも定期的な掃除が必要です。衛生的な加湿をするためにも、続いては手入れや掃除方法についてご紹介します。