目的別・部屋で加湿器を選ぶポイント
目的別・部屋で加湿器を選ぶポイント
① 部屋の大きさと加湿量
上記で説明した通り、加湿器は4タイプに分けられます。
例えば、スチーム式などは値段も手ごろですが、狭い部屋で使うとパワーが強過ぎて湿度を上げ過ぎてしまい、びしょびしょになってしまう危険性があります。
よく使うリビング周りやベッド周りなど小エリアを潤すには超音波式、8畳以上の広さならハイブリット式や気化式など部屋のタイプで選びましょう。
また、加湿量が大きくなると加湿器のサイズ自体が大きくなってしまい、狭い部屋のスペースを占領することにもなります。
お部屋のサイズに合った加湿量を選ぶのもポイントです。
(加湿量とは湿度を上げるための水分の量と覚えておいて下さい。この後で詳しくご紹介します。)
② 価格、電気代
加湿のタイプと加湿量の次は本体の価格も注意しましょう。
大は小を兼ねる。という言葉がありますが、加湿器の場合は小さい部屋に大きな部屋対応のものを置いても能力とお金の無駄遣いになってしまいます。
「せっかくだから同じタイプでも高い物を選ぼう」と安易に考えずにしっかり部屋の広さに合った物を選びましょう。
また、見落としがちなのが電気代。メーカー・タイプでかなり消費電力が変わってきます。
特に1日中つけっぱにしたい方は消費電力のチェックを忘れずにしましょう。
消費電力で選ぶなら超音波式がおすすめです。
消費電力が小さく、電気代の節約にもなり水を粒子にして放出するため、スチーム式に比べて結露が起きにくいというメリットがあります。
一方で、水を加熱しないので、雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。
忘れがちな加湿器のメンテナンスも小まめにし、清潔を保ちましょう。
③ 加湿以外のプラスアルファの機能
アロマ加湿器が加湿と一緒に空気をきれいにしたい人は、プラズマクラスターなど清浄機能が搭載された物や、睡眠時も使いたい人は空焚き防止機能やタイマー機能。
インテリアとしても楽しみたい人はLEDランプ内蔵、アロマを焚いてリラックスしたい人はアロマデフューザー付きのものなど、プラスアルファの機能で自分にとって何が必要か決めておきましょう。
④ デザイン性とサイズ感
毎日のように見る可能性が高い加湿器。それだけに、自分の気に入ったデザインというのはとても大切な要素です。
人が遊びに来るような部屋ならもちろん、誰も来なくても飽きないお気に入りのデザインを選ぶといいでしょう。
また置き場所に合ったサイズの加湿器を選ぶことも大切です。
⑤ 生活環境が変わらない方は2~3年先を見据えて選ぶ
①~④まで卓上加湿器の選び方をご紹介しましたが、最後に使う期間を考えて選ぶ方法もあります。
乾燥の悩みは毎年訪れます。
そのたびに超音波 加湿器 の出番は回ってきますから、なるべく長期間使える物を選びたいですよね。
加湿器本体の価格は3,000円代の安いものから、6万円まで様々ですが、使い勝手やメンテナンスの頻度などは価格より大切になることもあります。
エアコンやテレビ・洗濯機などを買う時と同様に、加湿器を選ぶ際も先見の明を持つ事が大切です。